ぶるーたるごぶりん

UI, UX, セキュリティとか😘

植物の温室DIYした

記事のまとめ

  • やってることの殆どは、こちらの方の記事の真似
  • 最低限のセットで ¥37,580 円程度 (ライト2枚 2万円 + 棚 8000円の値段を含む)
  • 我が家もスマートハウス
  • 色々問題があったが、概ね解決

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買ったもの

ひとまず買ったものをバシバシ書きます。 組み立てや問題などについては後述します。

合計: ¥37,580 程度

上のが最低限の費用で、プラスで以下のものを買うと良いかもしれません。

  • ヒーター
  • サーキュレーター / 外付けファンなど
  • SwitchBot Hub(エアコンなどの制御)
  • 加湿器

最低限セット

棚 ¥8000
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SwitchBot 電源 ¥2000
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SwitchBot 温度計 ¥2000
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DC電源延長ケーブル 2.5mm ¥900
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チェーン ¥880 (+ ¥100 後述)
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園芸ビニール ¥1100 (もしかしたら2個いるかも)
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ポリカ ¥3600 (1枚¥450。8-9枚くらい買ったはず)
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結束バンド ¥110
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電源ライト2個 $167.30 ( = ¥19079 ほど)
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合計で ¥37,580 程度で温室を作成しました。

LED については、家で Hasu38 という植物ライトを使ってるのですが、 上に貼ったライトの方が十数倍くらい(体感)明るくてびっくりしてました。

プラスの製品

上記の製品である程度温室は完成しますが、 以下のような問題が季節によっては発生すると思います。

  • 冬に湿度不足が発生する(コントロールできない)
  • (温室外の)室温が低すぎると、ライト消灯時の温室内部の気温低下が発生する
  • 植物に風が当たらない・内部の空気のコントロールができない

これらの問題の発生が予想されるため、 余裕があれば以下のもの(一部)を購入したほうが良いかもしれません。

  • ヒーター
  • SwitchBot Hub(エアコンなどの制御)
  • サーキュレーター / 外付けファンなど
  • 加湿器

これらの製品と各問題について(推測も混じりますが)書いていきます。

温度問題と対応する製品

先ほど書いた通り、ライトが消えると温室内部の気温が低下していきます。 この低下速度は、当たり前ですが、外の温度に大きく影響を受けます。

そのため対応としては「温室内部を直接温める」か、 「温室外の温度をあげて、温室内部への影響を軽微にする」というアプローチになります。

この問題について、例えば SwitchBot Hub があればエアコンを制御できるため、室温を上げることができ、 温室と温室外の気温差を減らすことができます。

一方で、室内の場合、室温を人間が住みやすい状態などでキープしたいといった要求もあると思うので、 この辺りの要件的に室温を温められない場合もあるかもしれません。

なので、要件によっては、内部にヒーターを置き、LEDの消灯に合わせてヒーターを起動するという 方法もアリかもしれません。 (ヒーターが高いので、出費が結構辛そうではありますが)

温室内部の空調と湿度問題と対応する製品

これは植物を育てる方であれば言わなくともわかると思いますが、 植物に直接風を当てたいといった要望はあるはずです。

そのため、自分は以下の首振りあり・小さいサーキュレーター (¥3000) を購入し、内部に置いています。

Amazon | アイリスオーヤマ サーキュレーター アイ mini 8畳 静音 左右首振り パワフル送風 ホワイト PCF-SM12-W | アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) | 卓上扇風機

他にも外付けPCファンの以下の製品などを温室と温室外の境界部分に置いたり、 直接内部に置くといったことも良いかもしれません。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00IJ2J2K0/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

湿度に関しては、必要であればSwitchBot などの加湿器を使い、 湿度が一定以下になったらONにするといった運用で解消できると思います。

ただ、温室の場所にも限りがあるため、どれだけ植物を置くのかと相談しないと、機器を置くスペースが足らなくなるかもしれません。

室温については、最悪水の入った小物入れを入れて、そこにティッシュを適当に入れるだけで加湿はできるはずなので、 これもどこまで何をやりたいかと相談してからが良いと思います。

温室の組み立て

さて、本来であれば先に組み立てについて書いた方が良いのかもしれませんが、 ようやく本題の組み立てについてです。

組み立てに関しては難しいことは殆どしていませんが、ある程度注意が必要な部分が存在します。

まず、大雑把な組み立てに関しては

  • 外側をポリカである程度覆う(上、奥、右、左、底面を多い、前面のみなし)
  • ポリカを繋ぐ部分は結束バンドを使用する
  • ポリカの上から包むようにビニールを適当な形で切って被せる
  • LEDを吊るす
  • サーキュレーターを置く

程度で終わります。 そして、注意が必要な点については、以下が挙げられます。

  1. LEDに付属の吊るす器具が長すぎて短く吊るすことができない
  2. LEDを吊るす部分の排熱が強力なので、棚の上にそのままものを置くと熱が伝わる
  3. LEDの電源ケーブルがあまり柔軟に曲がらないため、温室外に出っ張る
  4. LEDの電源ソケットが若干脆いため、電源ケーブルを強く曲げられない(ソケットに負荷をかけれない)

これらについては以下の対処を行っています

LEDを吊るす器具が長すぎる・取り付け部分の発熱が強力

(1) の問題 (と一部 (2) の問題)についてです。

LEDに付属している吊り下ろす器具は写真のように非常に長いものです。

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そのため、今回のように小さいスペースに直接吊るす場合には別の器具が必要になります。

ただ、LEDの発熱が激しく、結束バンドなどで取り付けた場合、耐熱温度の問題が発生する可能性があります。 (大抵の結束バンドの耐熱温度は 80°C 程度)

そのため、購入商品のところで紹介したキーホルダーの取り付け器具を利用します。 f:id:kumagoro_alice:20211021211143j:plain

キーホルダーの取り付け器具なので、耐熱性もあり、 簡単に着脱が可能になります。 また、長さも短いため、高さ問題も解消します。

LEDの排熱問題による、棚の上への影響

(2) についてですが、取り付け部分の熱問題の他に、 ラック上部への熱の影響も問題になる場合があります。

この点については、4段ある棚の段を、以下の図のように3段形式で配置することで、 熱が直接棚の上に伝わらないようにしています。

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(図の2段目・3段目が短めになってる箇所がほぼ空洞)

実際、一つ上の棚までに以下のような層ができる形式なので、この問題についても、 このアプローチで解消できます。

  • 中空ポリカの層
  • ビニール層
  • 空洞の層

LEDの電源ケーブルが柔軟ではない・電源ソケットが脆い

(3), (4) の問題ですが、根本的原因は付属の電源ケーブルが硬く、 長さがあまりない(正確には、電源が二股になった先の長さが短い)ことにあります。 f:id:kumagoro_alice:20211021211243j:plain

そのため、若干脆いソケット部分に負荷がかかったり、 負荷をかけないように設置した結果、温室外にケーブルが飛び出るという問題が発生します。

これに関しては、電源の延長コードを買ってそれを棚に結びつけることで概ね解消しました。 対象のLEDの場合ですと、DC電源の 2.5mm の延長コード規格で対応可能です。

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これにより、電源ソケットに負荷をかけず、ある程度柔軟にLEDを配置できると思います。

温室を利用してみて

と、色々と落とし穴があったり、値段もそれなりにいきましたが、 毎朝 9:30 に大量のLEDがついて目覚めにも丁度良いでし、 温室最高です。

まだ運用途中ではありますが、現段階で 温室外 + 3°C 程度で安定しており、悪くない温度が出ていると思います。

また、何かアップデートがあって書く気力もあれば、ブログに書いていこうと思います。

まとめ

最高

追記

しばらく運用してみて、以下の問題が出てきた。

  • LEDが停止するとかなりのスピードで温度低下が発生する(おそらく支柱部分の問題。後述)
  • LEDを停止した後のヒーター問題

まず支柱部分について。 ラックであるため、支柱は鉄などの熱伝導が良いものが利用されている。 そのため、温室ビニール外の箇所によって熱が急速に冷える。そして支柱は温室内部にもつながっているため、 温室自体の温度低下も発生する。

この点については、温室内部の支柱をプチプチなどで保護することで温度低下を防げた。

LEDの停止した後のヒーター問題だが、これについても置き型ヒーターは場所を取るため、 暖突を吊るす形で対応した。

これにより、場所を取らず、ある程度温度を稼ぐことができた。

以上。